山本由伸選手のドジャース移籍でオリックスへの譲渡金は72億円!2年合計で93億円!

山本由伸 オリックス 譲渡金

山本由伸選手とロサンゼルス・ドジャースの契約金は、12年総額3億2500万ドル(約465億円)と投手としては史上最高額となりました。

すごい金額ですね。大谷翔平選手と合わせると2人で1500億円にもなります!!

そして気になるのが古巣オリックス・バッファローズに入る譲渡金の金額ですが、何と約72億円になるそうです。

一昨年の吉田正尚選手と合わせるとオリックス・バッファローズに2年間の間で約93億円のお金が入ってくることになります。

この記事では山本由伸選手の移籍に伴い、オリックス・バッファローズに入ってくる譲渡金について詳しく解説していきたいと思います。

山本由伸選手移籍でオリックスは5060万ドル(約72億円)を受取る!

山本由伸選手のドジャースとの契約金が3億2500万ドルとの発表がありました。

現在のポスティングシステムでは、選手が得た年棒総額に応じて元所属球団に譲渡金額が支払われる仕組みになっています。

山本由伸選手の契約金から譲渡金を算出すると、何と約72億円がオリックス・バッファローズに支払われることになります。

現行のポスティングシステムは、選手が得た年俸総額に応じて元所属球団に譲渡金が支払われる仕組みだ。年俸総額のうち2500万ドル以下の部分には20%、2500万ドルから5000万ドル以下の部分には17.5%、5000万ドルを超えた部分には15%という割合で算出される。

引用:SPOTVnews

【譲渡金の計算】

  • 2500万ドル・・・・500万ドル(2500万ドル×20%)
  • 2500万ドル・・・・437.5万ドル(2500万ドル×17%)
  • 2億7500万ドル・・4,125万ドル(2億7500万ドル×15%)

合計5,062.5万ドル(1ドル143円換算で約72億4千万円

プロ野球オリックスの山本由伸投手が21日(日本時間22日)、ポスティングシステムで米大リーグのドジャースと12年総額3億2500万ドル(約465億円)で合意した。米報道によると、オリックスに支払われる譲渡金は5060万ドル(約72億円)。

引用:産経新聞

これだけの金額がオリックス・バッファローズに入れば、山本由伸選手としても育てくれた球団に対して十分に恩返しができますね!

吉田正尚選手の移籍譲渡金は約21億円!

吉田正尚画像引用元:TBS NEWS DIG

一昨年、同様にポスティングシステムでオリックス・バッファローズからボストン・レッドソックスへ移籍した吉田正尚選手の際に手にした譲渡金は1,537万500ドル(約21億円)でした。

2018年からの現行制度で過去最高額だった22年度のレッドソックスの吉田正尚外野手のオリックスへの譲渡金1537万5000ドル(約21億円)を大きく上回った。

引用:産経新聞

オリックス・バッファローズは昨年の吉田正尚選手と今年の山本由伸選手の2人で合計約93億円の譲渡金を手にする事になります。

2大スターが移籍したのは戦力としては非常に痛いですが、これだけの金額が手に入れば十分に補強に使えますね。

選手育成とお金の運用が上手なオリックス・バッファローズですが、しばらくの間はパ・リーグの常勝チームになりそうですね。

譲渡金『72億円』の使い道は?

吉田正尚選手と山本由伸選手の譲渡金合計90億円以上を手にしたオリックス・バッファローズですが、その使い道について湊通夫球団社長は次の3つのテーマを考えているようです。

  1. 育成ということに対して何にお金をかけていくか
  2. ファンに向けて施設をどういうふうに良くしていくか
  3. 野球振興について、野球を見る人口をどうやって増やしていくか

具体的には「現場の意見を大切にしたい」ということで、使い道についてはこれから考えていくようですね。

今回の譲渡金については、「球団施設の建設や若手選手の育成などに投資した分が思った以上に短期で回収できた」と捉えているという湊通夫球団社長。

今後の経営手腕に注目が集まりそうですね!

湊社長は「原資を得たというよりは、投資したものを自分のなかでいったん、回収し終わった」と受け止める。2017年に約60億円をかけて大阪市此花区に練習拠点となる球団施設を建設。それが育成拠点となり、山本をはじめ宮城、山下、東らの台頭を呼んだ。トレーニング施設は12球団で「ナンバーワンと自負する」と湊社長。膝への負担を軽減するために床にも約700万円をかけてじゅうたんを敷き詰めているという。

引用:中日スポーツ

まとめ

以上が、山本由伸選手の移籍によりオリックス・バッファローズが手にする譲渡金について解説してきました。

今シーズンはロサンゼルス・ドジャースの背番号「18」を付けた山本由伸選手がアメリカでのキャリアをスタートさせました。

古巣のオリックス・バッファローズには十分恩返しをした山本由伸選手ですが、メジャーで活躍し続けることが球団、ファンへの最大の恩返しになることは間違いないですね!