ジャック・カグリオーンのプロフィールを紹介!大谷翔平2世と呼ばれる二刀流大学生!

ジャック・カグリオーン プロフィール

フロリダ大学のジャック・カグリオーン選手。

米大学野球で最も注目を集めているドラフト1位候補の大学生です。

二刀流として歴史的な活躍を続けている大谷翔平選手ですが、その大谷翔平選手に続く二刀流が現れたと話題になりました。

投げては160キロのストレート、打っては9試合連続のホームランということで実力は本物のようです。

メジャーリーグにおいて、投手か野手のどちらかだけでも活躍できる人はほんの一握りです。

大谷翔平選手が二刀流を始めるときも多くの反対の声があったように、それほど二刀流というのは難しいことであると言えます。

そんな大谷翔平選手を超える選手が現れるのかとても気になりますね!

今回の記事では、そんなジャック・カグリオーン選手について詳しく解説していきたいと思います。

ジャック・カグリオーンが大谷翔平2世と呼ばれる理由

ジャック・カグリオーン選手は、アメリカで大谷翔平2世と呼ばれています。

大谷翔平選手が2018年にメジャーデビューして以降、登録枠に「Two-Way Player」が誕生しました。

それほど二刀流というのは稀な存在と言えます。よく大谷翔平選手はベーブルースと比べられますもんね。

そんな中、大谷翔平選手に次ぐ二刀流として注目されているのがジャック・カグリオーン選手なのです。

大学で投打二刀流の活躍!

ジャック・カグリオーン選手は米大学リーグで投打ともに高い結果を残しています。

打者としては、2024年シーズンは4割を超える打率を残しています。

メジャーリーグでは、直近の4割打者は1941年のテッド・ウィリアムズまでさかのぼるほど貴重な数字です。

打率4割というのは、かなり高い数字であることが分かります。

さらに今シーズン9戦連発のホームランを放ったことからも、打者としては一流であることがわかります。

投手としては9試合に登板して、5勝0敗という結果です。

ジャック・カグリオーン選手は、100マイル(約160.9キロ)に達する速球と、90マイル台後半(約152.9キロ)のカットボールを武器にしています。それに加えてチェンジアップやカッターとのコンビネーションで多くの三振を奪うそうです。

160キロを超えるピッチャーは多くはいないので、投手としても能力が高いことがわかります。

このように投打で文句なしの活躍をしています。

ここまですごい成績を残していると、大谷翔平2世と呼ばれるのは必然ですね!

投げては100マイル(約160.9キロ)に達する速球と、90マイル台後半(約152.9キロ~)のカットボールが武器。打者としても長打力が売りで、昨季は33本塁打を放ち、バットの反発係数が2011年に定められて以降の全米体育協会(NCAA)シーズン本塁打記録を更新している。

引用:THE ANSWER

愛称は「ジャックタニ」

そんな大谷翔平2世として注目を集めているジャック・カグリオーン選手ですが、「ジャックタニ」という愛称があるそうです。

これは、フロリダ大を取材するニック・デ・ラ・トーレ記者から与えられたそうで、ジャック・カグリオーン選手自身もこの愛称を気に入っているようです。

日本でも〇〇谷というワードをよく聞くので、その流れでつけられたのではないでしょうか。

愛称は「ジャックタニ」。日本でも大谷をもじり「〇〇谷」のワードが流行する中で付けられたようだ。名物記者ジェフ・パッサン氏による同局の記事では、こう紹介されている。

引用:THE ANSWER

世界のトップスターである大谷翔平選手に例えられることは嬉しいですよね!

ジャック・カグリオーンとは?

ジャック・カグリオーン選手はすごい選手ということは分かったと思いますが、どんな選手なのか詳しい情報は分かりませんよね。

アメリカの大学生ということで情報は少ないですが、紹介していきます。

プロフィール

 

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  • 名前:Jeffrey Alan “Jac” Caglianone
  • 生年月日:2003年2月9日
  • 出身地:フロリダ州
  • 身長:195cm
  • 体重:111kg

引用元:Wikipedia

経歴

ジャック・カグリオーン選手は、2003年にフロリダ州タンパで、父親であるジェフ・カグリオーンさんと母親であるヨハンネ・カグリオーンさんのもとに生まれました。

姉には、サンタフェ・カレッジのバスケットボール選手であるサマンサさんがいます。

ジャック・カグリオーン選手は、ヘンリー・B・プラント高校に通っていました。

高校時代から野球での活躍は素晴らしく、2020年にはオール・アメリカン・クラシックにも出場しました。

オール・アメリカン・クラシックとは 世界最大規模のスカウティング会社「パーフェクト・ゲーム」が主催する高校生対象のイベントで、東西2チームに各30選手が分かれ、ホームランダービーや試合を行うものです。

「オール・アメリカン・クラシック」とは 世界最大規模のスカウティング会社「パーフェクト・ゲーム」が主催する高校生対象のイベントで、今年で20年目。東西2チームに各30選手が分かれ、ホームランダービーや試合を行う。過去にはハーパー(フィリーズ)コレア(ツインズ)バムガーナー(ダイヤモンドバックス)コール(ヤンキース)ら、ドラフト1巡目で指名された選手を261人輩出している。今回の武元は「アスリート・ソリューション」のショーン・ノバク氏がプロデュースした。

引用:日刊スポーツ

その後、フロリダ大学に進みました。

そして2023年の日米大学野球選手権にアメリカ代表として出場した際に、衝撃の本塁打を放ち、日本にも「ジャック・カグリオーン」の名前が知られることになりました。

大学リーグでも9戦連発のホームランを放つなど全米が注目するほどの活躍を続け、2024年ドラフト1巡目候補と言われています。

参照元:FLORIDAGATORS.com

どんな選手?

 

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ジャック・カグリオーン選手は、195cmで111kgと恵まれた体格を持つ大型の野球選手です。

大谷翔平選手は身長193cmの体重95kg(WBC2023出場時)なので、大谷翔平選手より一回り大きいということになります。

二刀流ということで大谷翔平選手と被る点が多いですが、ジャック・カグリオーン選手は左投げ左打ちです。

大谷翔平選手は右投げ左打ちなので、その点は異なりますね。

投げては160キロのストレート、打っては9試合連発のホームラン。

剛腕ピッチャーと長距離バッターを兼ね備えた選手です。

投手をしていないときは、主に一塁手を務めています。

二刀流というのは大谷翔平選手がいるためよく聞くワードかと思いますが、大谷翔平選手が活躍するまでは二刀流はほとんどいなかったので、大谷翔平選手に次ぐ二刀流が誕生したら大ニュースになるでしょうね!

本人も大谷翔平選手を目標にしているそうなので、今後に期待です!

ジャック・カグリオーンの成績

二刀流として全米を賑わせているジャック・カグリオーン選手ですが、どんな成績を残しているのでしょうか。大学リーグでの成績を紹介します。(2024年4月24日時点)

投手成績

 

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ジャック・カグリオーン選手は、手術のため1年生時は打者に専念しています。

そのため、投手としては2年生から出場しています。

投手としての成績を見ていきましょう。

奪三振数が多い一方で、与四球が多い点が気になりますね。

<2023年成績>

試合数:18 勝利:7 敗北:4 防御率:4.34 投球数:74.2 自責点:36 与四球:55 奪三振:87

<2024年成績>

試合数:9 勝利:5 敗北:0 防御率:3.86 投球数:44.1 自責点:19 与四球:32 奪三振:54

打者成績

 

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続いて打者としての成績を見てみましょう。

年々成績が良くなってきていることから、現在も成長中であることがわかりますね!

<2022年成績>

打率:.288 打数:104 安打数:30 本塁打数:7 打点数:27 盗塁数:0 OPS:0.887

<2023年成績>

打率:.322 打数:283 安打数:91 本塁打数:33 打点数:90 盗塁数:4 OPS:1.122

<2024年成績>

打率:.401 打数:157 安打数:63 本塁打数:23 打点数:46 盗塁数:1 OPS:1.348

参照元:D1BASEBALL

ジャック・カグリオーンの活躍に期待

これまで、ジャック・カグリオーン選手について解説してきましたが、期待が高まる一方だと思います。

アメリカではどのような評価がされているのでしょうか。

メジャーで通用するか?

MLB公式サイトの2024年ドラフト有望株ランキングでは5位にランクインしています。

MLBの公式サイトでのランキングということで、通用すると見ている人が多いのではないでしょうか。

打者としては1巡目上位と見られているようです。

三振が少なく、ハードコンタクトも多い点が評価されています。

一塁手としての守備も堅実であるとの評価がされています。

一方で、投手としては2巡目以上と見る向きもあるそうです。

160キロを超える速球は魅力的だが、与四球が多い点からリスクが高いと言われています。

ほとんどのスカウトは投手よりも野手を好んでいるそうですが、早い段階で指名されるのではないでしょうか。

参照元:MLB.com

大谷翔平と比較してどうか?

MLB公式サイトでも「全米最高の二刀流選手」と記されているので、やはり大谷翔平選手と比較されるでしょう。

しかし、「彼を次の大谷翔平と呼ぶのは不当かもしれない」とも書いているので、まだ劣る部分は多いのではないでしょうか。

しかし160キロの速球を持っている点や長打力など大谷翔平選手と被る点は多いです。

まだ大学4年生ですので、今後の成長に期待しましょう!

今後の課題は?

打席では、ゾーンから外れた球を追いかける傾向が懸念されるという見方があるそうです。

見極める力は良い打者には必要なスキルでありますから、課題と言えるでしょう。

投手では、やはり制球力でしょう。

出力は十分であると思うので、コントロールを鍛えることで、投手としても1巡目の評価を狙えるのではないでしょうか。

参照元:MLB.com

ジャック・カグリオーンに対する世間の声

日本でも着々と認知度が上がってきており、注目する人も増えてきています!

大谷翔平選手との二刀流対決が見たいとの声も多いですね!

まとめ

以上が大谷翔平2世と言われている二刀流大学生、ジャック・カグリオーン選手について詳しく説明してきました。最後に簡単にまとめてみたいと思います。

  • 投げては160キロのストレート、打っては9試合連続のホームランと注目の二刀流大学生
  • 愛称は「ジャックタニ」で、本人も気に入っている。
  • 高校時代にはオール・アメリカン・クラシックにも出場した。
  • MLB公式サイトの2024年ドラフト有望株ランキングでは5位にランクインするほどの実力。
  • 日本でも注目を集めており、大谷翔平選手との二刀流対決にも期待が集まっている。

2024年のドラフトで指名される見込みのジャック・カグリオーン選手。

実力は本物で、今後も新たな記録を更新していくことが予想されます。

今後の活躍から目が離せないですね!

メジャーデビューして大谷翔平選手との二刀流対決も楽しみです。

プレッシャーも大きいと思いますが、まだ大学生なのでこれからも怪我無く楽しみながら頑張ってほしいです!